毎日納豆を食べる身としては気になって読んでしまった一冊「危険な納豆」

納豆を健康維持、快便のため、毎日2~3パックは食べている私としては、とってもタイトルが気になってしまったので思わずAmazonのkindle版をポチッとしてしまった一冊「危険な納豆」。

最初は、食べてしまうと体にどれだけ有害な・・・というような想像をしておりましたが、読み進めていけば全く違うことが書かれていたので安心しました。


私達が普段、納豆のことを考えるのは、人間から見た立場です。「旨いのかまずいのか?」、「有益なのか有害なのか?」ということ。

それをこの本では、納豆を作る納豆菌の立場からみたお話になっています。納豆菌が存続していくためには、人間に害を及ぼすような特定を持つのではなく、共存できる、更には人間にとって有益な特性を持てば、納豆菌は楽に存続していける。まぁ、実際のところは、納豆菌(枯草菌の一種)は、人間がいなくても存続できる存在だと思いますが、こういうものごとを見る目線を変えた場合のお話結構好きです。

納豆菌の話を読んでいてふと頭に浮かんだのが「エボラ出血熱」と「ネコ」。

「エボラ出血熱」は、感染してしまうととても死亡率が高いウイルスです。短期間で宿主となる人間を死に至らしめてしまうため、ウイルスがその勢力を広げるということを考えた場合、人間への攻撃力が強すぎて逆に広がるのが難しくなってしまいます。また、感染経路としては、血液や体液との接触での感染ですので、感染経路さえ遮断できれば、広がることを防ぐことができる。ということで、人間とは共存できない存在。
国立感染症研究所:エボラ出血熱とは

「ネコ」は、こんな話を聞いたことありませんか?「人間はネコを飼ってあげている。世話をしてあげていると思っているが、実は、その逆で、ネコが人間を使役しているのでは・・・」。気まぐれに生活をし、時々ゴロゴロと喉を鳴らして人間と触れ合うだけで、食事を用意してくれて、トイレ掃除もしてくれる。更には睡眠に快適な暖かい場所や涼しい場所を用意してくれる。

猫と人間とのお付き合いは、約1万年前以上から始まっているそうで、最初は人間の食料を狙う動物のひとつであるハツカネズミを退治してくれる有益な存在として関係を深め、共存できる存在に。現在は、ネズミを捕ってくるというお仕事は全くしなくてもいいですけどね。

納豆のお話に戻りまして、納豆凄いです。

よくヨーグルトの宣伝で、「生きて腸まで届く乳酸菌・・・」という言葉を見かけますが、実際は、そのほとんどが腸に届くまでに乳酸菌は死滅してしまいます。
フジッコ:腸まで届く乳酸菌
これ、もしも生きて届く割合をパーセント表示したとしたらきっとクレームですよね。「生きて腸まで届く乳酸菌」ではなく、「ほとんど死滅してしまう乳酸菌」です。買いたくなくなってしまいます。

最近は、食べても乳酸菌はほとんど死滅してしまうじゃねえかという議論がでてきたため、説明を変えてきている部分ありますよね。
「乳酸菌は、死滅しても腸内で有益な働きをします・・・」といったようなものに。

乳酸菌が、胃酸などでほとんど死滅してしまうのに対して、納豆菌は、それに耐えうる強いやつ。なんとpH1.0-10.0の範囲でも大丈夫、更には胃酸から胃壁を守るために分泌されているムチンを納豆自体も持っているため、納豆菌は楽々と胃を通過していけるということです。

そして、無事に腸まで届いた納豆菌(枯草菌)が、悪玉菌を退治してくれる。人間にとっては納豆菌様様ですね。

普段、便秘で悩んでいる人に便秘解消のためのに即効性がある食べ物はと効かれたとしたら、個人的な経験に基づきますが、腸活のための組み合わせでは「納豆+イヌリン(食物繊維)」が一番です。

快便のための組み合わせ:「納豆+イヌリン」を追加>「ヨーグルト+イヌリン」を追加>「イヌリン」を追加>普通の食事のみ

便秘をしないためには、食物繊維の多いものを食べるとよいということを昔からよく聞きますが、なぜいいのかというと、食物繊維が腸内細菌のエサになるからです。

腸内細菌のエサになる食物繊維をたっぷりとったとしても、腸内細菌が十分でないと効果が弱い。腸内細菌を増やしてあげるために毎日、発酵食品である納豆(納豆菌[枯草菌])やヨーグルト(乳酸菌)を食べてあげます。

納豆菌[枯草菌]と乳酸菌を比べれば、胃酸に強い納豆菌[枯草菌]のほうが、効果的です。

排泄物の内容比率
排泄物は、水分を除けば、その半分が「腸内細菌とその死骸」となっています。腸内細菌が十分に活躍してくれるおかげで、腸が無理な負担を負うことなく活動することができます。「腸の働き+腸内細菌の活動=快便」です。便秘の人が便秘薬だけに頼っているうちに薬が効かなくなってくるのは、腸内細菌の助けをほとんど受けずに腸だけを働かせようとするからです。人でたとえると2人で働かないといけないところを、1人だけに無理やり働かせるようなもの。最初は、多少の無理は聞きますが何度も何度も繰り返すといずれは限界がきますよね。

腸内細菌を増やさずに、便秘薬に頼るということは、それと同じ。効かなくなるようになって当然です。もちろん、便秘の種類にも色々ありますから発酵食品をちゃんと食べているのにもかかわらず便秘が続くなら、お医者さんへ行ってきちんとした診断を受けましょうね。

有益な腸内細菌となる納豆菌を取る、腸内細菌のエサとなる食物繊維(イヌリン)を取る、便意をもよおしたら我慢せずに速やかにトイレへ!

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