キアゲハの幼虫を育てるなら、エサとなるパセリを連続供給できるようにしないといけない

イタリアンパセリ-10月16日

キアゲハの幼虫が8月中ごろから沢山、卵からふ化し、エサを食べだすと9月の初旬で7つあったパセリが全て丸裸で、エサ不足。

キアゲハのエサが不足したときにどうするのか、他の人情報を検索すると、人が食べる市販のパセリを与えたら死んでしまったという情報が見つかりました。

どうも原因は、残留農薬のようで、人間にとっては、問題がない残留農薬の量でも体がはるかに小さい幼虫にとっては、致死量であるということです。

また、苗を買ってきたとしても、場合によっては農薬がかかっている場合があり、購入してきたものをすぐにあげたとしても死んでしまう可能性あるようです。

かといって、種から育てるには時間がかかりすぎますので、とりあえず苗を購入しました。残留農薬の可能性を考え、しばらくエサとして普通に与えず育てます。エサ不足が解消できなかったので、何匹かの幼虫がお亡くなりになってしまった・・・

幼虫を沢山成虫にしたければ、エサを安定的に供給できるように準備しておかないといけないことを痛感。

来シーズンに向けて、パセリの観察を開始。

9月10日頃丸裸になってしまったパセリは、約1ヶ月経過して7~10枚ぐらいの大きな葉っぱがでてきました。
イタリアンパセリ-9月10日頃イタリアンパセリ-10月16日

同じく、9月10日に追加購入してきたパセリの苗は、1ヶ月経過して背丈は2倍ぐらいになりました。
その間、蝶が新たに卵を産み付けており、何匹かは羽化して豊富なエサで当面は心配なし。
イタリアンパセリ追加購入-9月10日イタリアンパセリイタリアンパセリ-キアゲハの幼虫

何匹か幼虫を観察していると、成長速度にすごい個体差があるのに気付きました。
ほぼ、同じ時期ぐらいにふ化しているんですが、この差。これだけの差ができるのは、なんだろうなぁ。
ひとつ考えられるのは、パセリの日照時間の違いか。
イタリアンパセリ成長速度違いイタリアンパセリ成長速度違い

成長が早いほうと遅いほうのイタリアンパセリのある位置が少し違うのですが、太陽の光が直接当たる時間が成長が遅いほうは、2~3時間ぐらい短いんですよね。

だんだん気温が下がってきているので、太陽の光が直接当たらないと体温もあがらないから活動が鈍いのかな。

イタリアンパセリの成長については、苗を買ってきて十分なエサとして供給できるようになるまでは1ヶ月かかると考えたほうがいいですね。葉っぱを取りすぎると、光合成して成長にまわすためのエネルギーが減るため1苗に10枚以上の葉っぱは常にあったほうがいいようです。

ヤサイエンゲイ:パセリの育て方

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