ポンポン山の本山寺までの約4kmの坂道、森脇健児さんなら何分で走るんだろう

カシミール3Dでの本山寺ルート

ジョギングで、長い坂道を走りたくなり、大阪府の高槻市北部にあるポンポン山へ。

山のふもとから本山寺までは、約4.1km、そこからさらに6kmほど進めばポンポン山の頂上になるのですが、本山寺から先は、舗装されたりしていない山道になります。

今回、走ってきたのは、道が整備されていて道幅が2~3mの本山寺のあるところまで。

JR高槻駅北口から市営バスの原大橋行き、または二科行き(整理券車)に乗り(大人220円)、神峰山口か、少し離れたところで、原立石で下車します。
バス停ポンポン山入り口

鳥居を過ぎて、数分もすれば、樒(しきみ)を結びつけた12連の縄を、門柱の横木に掛け渡した勧請掛(かんじょうかけ)があります。
※樒(しきみ)は、仏事に用いられるモクレン科の常緑の木。
勧請掛(かんじょうかけ)

神峯山寺に数百年前から変わらずに行われている行事。神峯山寺の数百年前から続く古い­寺族檀家27軒だけがこの神事をおこなうことが許されています。しめ縄の原型ともいわ­れ、神様をお呼びする、すなわち勧請(かんじょう)するための門。「この場所よりは神­域」とする結界に当たります。

勧請掛(かんじょうかけ)からさらに数分いくと、日本最初毘沙門天 神峰山寺があります。
神峰山寺公式ホームページ
神峰山寺

本山寺へは、この神峰山寺まえの道をずっと登っていきます。
鳥居から本山寺へのGoogle Earthでのルートはこのようになります。
GoogleEarthの本山寺ルート

これをカシミール3Dでより立体感を出した地図で見たイメージ。
カシミール3Dでの本山寺ルート

このルートを横からの断面図で見たイメージ。
本山寺ルート断面図

一番傾斜のきついところをスマートフォンの水準器で測ると約13度です。
水準器13度

傾斜が13度というと、図にするとこんな感じになります。図で見ると、たいした坂道に見えないかもしれませんが、実際に走るとかなりの坂道です。
傾斜

道は、両端に木が茂っていますので、午前中であればかなり日陰があり、暑い日でも快適に走れます。運がよければ鹿を見ることもあるかもしれません。
本山寺ルート本山寺ルート本山寺ルート

傾斜が一番きついところは、途中と最後900mにあり、約13度の坂道です。
傾斜13度

本山寺手前の900mのところには、駐車場があり、参拝者やポンポン山頂上を目指す人が利用したりしています。
ここから先は、コンクリートで道が整備されています。
本山時手前900m本山時手前900m

本山寺への最後の道で傾斜13度は本当にきつい。道の谷側はガードレールとかありませんので、よろけて転げ落ちるなんてことのないように気をつけてください。
本山寺への道本山寺ルート

ゴール地点としては、本山寺の勧請掛(かんじょうがけ)があるところまで。これで、ふもとの鳥居からここまでで約4kmです。
勧請掛(かんじょうがけ)

私の場合、とても全速力でここまで走るなんてことはできませんからゆっくりゆっくり走って50分。脚力のある人なら15分ぐらいで走っちゃうんでしょうか。

この道を走っているときに、頭の中に浮かんできたのが、オールスター感謝祭に命を懸ける男「森脇健児」さんです。
この番組名物のマラソンコーナー「赤坂5行目ミニマラソン」で勝つために、いつも練習ができるようにと赤坂の距離、傾斜に似た坂がある京都に自宅を購入したとか。

そんな気合いっぱいの森脇健児さんなら、この坂を何分で走るのか?なんとコメントしてくるのか?気になってしまいました。

「森脇健児が行く、全国坂道行脚。目指せ坂王(SAKA KING)!」なんて企画やらないかな。
一般の人からお勧めの坂を教えてもらって、森脇さんが走り、タイムを公表。そして、みんなが自主的に走って自己申告で同じ坂を楽しむ。

一年の締めに、いくつかの坂で、森脇さんと一般参加者と走るとか。
坂道でちょっとした町おこしとかできそうな気がするねんなぁ。

高槻市ホームページ:神峰山寺

ちなみに、本山寺、神峰山寺のことを調べていると、「北摂三山寺」ということで、安岡寺という名前がでてきます。
この「北摂三山寺」は、地図上で見ると、一直線に並んでいます。
「北摂三山寺」

そして、さらにこの直線を北に延ばすと、京都の愛宕山になります。頂上と完全に直線にはなりませんが、この並びに関しての意味について書かれているページもあったりします。
20160507-b17Google Earth

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