コガネムシの産卵防止(幼虫発生防止)のために、竹パウダーで土への侵入防止

竹パウダー

最近、レモンバームがコガネムシの幼虫に根っこを食われ、ほとんど成長ができない状態になっているのを発見。

コガネムシの幼虫のことを調べてみれば、ガーデニングをやっているいろんな人が、この幼虫に悩まされていることを知りました。

対策を調べてみると、コガネムシの幼虫対策の農薬はあるので、それを使用するのが一番手っ取り早いのですが、食用にもできるハーブにはあまり使いたくない。

既に、コガネムシの幼虫にやられている疑いのある場合、できるだけ早く排除する必要がありますので、土を入れ替えるか、鉢を水に入れて水攻めをするという方法があるようです。

水攻めの場合は、コガネムシの幼虫がいる鉢を入れる大きさの別の鉢を用意してビニール袋をかぶせて水を入れられるようにする。または、バケツを用意する。
コガネムシの幼虫対策コガネムシの幼虫対策

コガネムシのいる鉢を別の鉢に入れて、水を注いで、土が完全に水でひたされる状態にしてしばらく放置。そうすると幼虫は呼吸ができないので、外に逃げてくるので一網打尽ってことですね。
コガネムシの幼虫対策コガネムシの幼虫対策

駆除ができたら、再度、コガネムシに卵を産み付けられないようにしないといけません。

土にもぐって産卵するようですので、土にカバーをして侵入させないようにします。商品として販売されているものを探してみると、コガネガードや、マルチング用としてヤシ繊維マットなどがあります。

なかなかよさそうではありますが、そこそこのお値段がしたり、目的とする鉢の大きさにあったものを探すのが大変。コガネガードの場合は、そのままでは、色がなんだか味気ない。

そこで、コスト的に安くて、どんな鉢にでもつかえるのし、栄養にもなってくれるという竹パウダーがいいんじゃないかと。去年、たまたま使い出したわけですが、結果としてコガネムシ対策にもなっていたと思います。

今回、侵入されてしまったものは、竹パウダーをまいたときの厚みが薄かったり、まばらにまいていたので、土が見えていた部分があった可能性が高いかな。最初は、泥はね防止、乾燥防止、雑草防止のためを考えてまいていただけなので、それほど厚みのことは考えていませんでした。

竹パウダー 50L
価格:950円(税込、送料別)

 

竹パウダーとして販売されているものは、針状繊維が残っているタイプと、さらに細かくして粉状にしたものの2タイプがあります。私が購入して使っているものは、針状繊維が残っているタイプです。

竹パウダーを厚めに土の上にまいた直後の状態です。このままの状態では、強い風が吹けば、繊維状のものがちょっと飛んでいってしまいそうですので、水をしっかりまいて引き締めてあげます。
竹パウダー

水をまいて落ち着かせた状態です。一度しっかりと水をまいておけば、竹パウダーが簡単に風で舞い飛ぶということはないと思います。
竹パウダー

竹パウダーをまいた鉢に水をやってそのあと表面が乾燥状態になると竹パウダー部分は硬めのマット状になるため、コガネムシがこの部分を突き破ってくるというのは難しいです。
竹パウダー

竹パウダーを最初3~4cmぐらいの厚みでまいて、水をまき落ち着かせると2~3cmぐらいの厚みになります。1年経過してもしっかりと厚みはのこっています。

竹パウダーを土への虫侵入防止目的と考えた場合、まいて水でひきしめたあと、鉢のふち部分に隙間ができることがありますので、追加で隙間を埋めるようにしてあげるのがいいかもしれません。
竹パウダー

竹パウダーを使う場合に、ひとつだけ注意しないといけないのは、匍匐性(ほふくせい)のある植物に使用する場合は注意です。
竹パウダーを厚めにまいていると、その部分が土として植物が認識できないのか、根をはって広がっていくのが難しいようです。

アップルミントの鉢にも竹パウダーを使用していますが、地下茎での広がりというのをあまり考えてなかったため、新しい芽が鉢のふちに集中するという結果に。なんでこんな芽の出方をするんだろうということに今ごろ、気付き匍匐性のもの、地下茎で広がるものについては、竹パウダーの厚みを減らして成長を妨げないように変更しました。

アップルミントへの竹パウダーの使用

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です