毎日、体重の30分の1の量を飲む「飲水法」で、健康に美肌になるか実験スタート!

病気を治す飲水法

ときどきネットで、2Lぐらいの水を毎日飲むことによって、美肌になるなんていう記事をちょくちょく見かけることはありましたが、「あっ、そううあんだぁ・・・」ということぐらいで、それ以上特に気にかけるということもありませんでしたが、最近、またそのような記事を見つけたときになんだか気になり、AMAZONで本を探してみると、「病気を治す飲水法―万病を予防し治す水の力を総解説!」という本があったので、ポチリ。

病気を治す飲水法

本を読んでみると、やるべきことは以下のとおりです。めちゃめちゃ簡単です。

【体重から割り出した個人別1日に飲む水の必要量】
体重(キロ)の30分の1リットルを飲みましょう。(例:体重45キロなら1日に飲む水の量は1.5リットル)。
【水の飲み方】
毎食30分前にグラス1杯、2時間半後にグラス1杯飲みましょう。酒、コーヒー、紅茶などカフェイン入りの飲料は水に数えません。
【注意】
飲水法を行う際には、腎機能が正常に働いているかチェックすること、飲水法と同時に、天然塩を必要量摂ることを心がけること。

飲む水は、ミネラルウォーターだの、水素水だのということではなく、ただの水道水でOKということですが、私の場合は、一応、浄水ポットを通した水を飲んでます。

体重別で計算すると大体こんな感じになります。

体重kg 水摂取量L
(1/30)
40 1.3
45 1.5
50 1.7
55 1.8
60 2.0
65 2.2
70 2.3
75 2.5
80 2.7
85 2.8
90 3.0
95 3.2
100 3.3

飲水法をやりだして、まだ3日目ですが簡単なようでなかなか意外と大変。
コーヒー、紅茶、カフェイン入り飲料などは、水に含めないので、純粋に水だけを飲むことになるのですが、そうなると約2Lの水をお腹がちゃっぽんちゃっぽんにならないように飲もうとするとこまめに分けて飲むことになります。

本に書かれているタイミングとしては、「朝食、昼食、夕食の30分前にコップ1杯、2時間半後に同じ量の水を飲む。できればコップ2杯以上飲むこと。」となっています。

結構、意識的に飲まないといけないですよね。

ちなみに「病気を治す飲水法―万病を予防し治す水の力を総解説!」では、「消化不良痛、リウマチ痛、ストレスとうつ病、高血圧、高コレステロール血症、肥満、アレルギーと喘息、糖尿病、エイズ、快眠の予防、心臓発作の予防」という項目はありますが、美肌に関しての内容はありません。

じゃあ、なんで飲水法で美肌なんだということですが、健康な体なくして美肌なしということで、飲水法を実践です。

体に水分が少ないと体にどんな不調がでるかは、本を読んでもらうのが一番ですが、基本的なところで覚えておきたいと思ったことをいくつかご紹介。

  • 人は大人になると、だんだんと渇きを感じなくなるので、慢性水不足に陥る。
  • 人体は、25%が固体(溶質)、75%が水(溶媒)。脳組織は、85%が水。
  • 現時点では、喉の渇きが体の水不足の唯一受け止められている信号である。しかし、この新語は極度の水不足が発する最後のサイン。
  • 溶媒(水)が、そこに含まれる溶質(固体)の作用を含む、すべての体の働きを制御している。

簡単な理解にすると、大切なことは水分を十分に含んだ血液が、体の必要なところに必要な栄養などを運び不必要なものを回収する。水分が不足すると、重要度の低いところから、水分を調達して重要度の高いところへ優先的にまわす。そのため、慢性的な水不足になると、体のどこかに不調がでるということになるかな。

この飲水法を実践するときに、水を飲むことと同じぐらい大切なことが塩分も十分にとること。塩分もあわせて補充していないと体の塩分濃度が下がって、体調不良になる可能性がありますので要注意です。

ジョギング、ランニング、トレイルランニング、山登り用などで、水補給用に水筒やハイドレーションバッグなどを作っているCAMELBAKのサイトでは、水分補給についてこのような記述があります。

【失われた水分の補給】
<渇く前に摂る、水分補給は摂り方が大切です。>
一般に体重の3%以上の水分が失われると、体温調節に影響が出るといわれています。
(例:体重60kgの体重の人では、1.8L)このとき塩分を含まない水分を補給すると、身体は血中塩分濃度を保とうと余分な水分を排泄するため、脱水症状は解消されません。塩分を含む水分を補給すると、血中塩分濃度が維持されたまま水分量が増加するので、脱水状態から回復することができます。水だけでなく、塩分が含まれたスポーツドリンクなどで水分補給することが必要です。

水分喪失率 脱水レベル・症状
1% ごく軽いレベル
・自覚症状なし
2% 初期段階
・運動能力低下
・筋力低下
・不快感
・熱感
4~6% 熱痙攣
・痙攣
・体力低下
・疲労
・重要な忍耐力の低下
・意識障害
6~7% 熱疲労
・頭痛
・めまい
・重い疲労
・吐き気
7~8% 熱射病
・高体温
・混乱
・昏睡
・意識混濁
・死亡

(資料:キャメルバック社提供)

CAMELBAKで書かれている内容は、運動する人向けに書かれている内容になりますが、注目すべきは、水分喪失率が1%、2%のときです。

この初期段階までの症状のときに、水分が足りないから調子が悪いということを自覚できるかですよね。ただ、運動したから疲れているんだ、仕事のしすぎだったから疲れているという考えだけで、水分を十分にとらないでいるとしんどいままの状態が続く。

しんどいままの状態が続くと、その状態に慣れてしまって感覚が麻痺してしまい、いずれ大きな病気を引き寄せるということも考えれます。

これから、夏に向けてどんどんと暑くなっていきますから、飲水法を始めるのにもちょうどいい時期。とりあえず1ヶ月継続してみてどんな変化を感じることができるのか楽しみです。

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