男でも美肌を求めて「塩浴生活」を始めてみる

赤穂のにがり塩

昔に買った本「人体常在菌のはなし-美人は菌でつくられる」を読みなおししているとき、また何か新しい本とかでているのかなということが気になり、AMAZONで検索。

そこで見つけたのが「塩だけで髪もからだも洗ってしまう新習慣 塩浴生活(えんよく)をはじめよう」(松本和子 著)という本を見つける。

読んでみれば「用意するのは塩とお湯だけ。石けんもシャンプーも使わない、とてもシンプルな入浴法です。」とあります。

そして、塩浴(えんよく)の最大の特徴が

  • 本来肌が持っている洗浄力を活かし、石けん、シャンプーの使用をやめる。
  • 塩の浸透力を利用して老廃物を排出、毛穴の詰まりを解消!
  • 天然の美容液である皮脂と汗の適度な分泌をうながし、皮膚をなまらかにする。

ということです。

こういうのを読んでしまうと健康ネタ大好きな私としては試してみるしかないでしょう。ということで、早速AMAZONで「赤穂のにがり塩」を購入。4kgで994円でした。

塩浴といっても、本に書かれている「飽和食塩水」(塩分濃度26%)を作ろうとすると、浴槽約200Lに約60kgの塩が必要になります。さすがにそこまではできないので、たらいに塩をたっぷりと入れて溶かし、頭を洗ったり、体を洗ったりします。

たらいに塩を入れるときは、「飽和食塩水」を意識して正確に計量してということはしてませんが、1回にだいたい30gの計量スプーンで5~7回入れてるので、150~210gぐらいの塩を入れています。

この塩湯を作っていて気づいたんだけど、濃い塩湯を作ると手触りがぬるぬるするもんなんだね。

作った塩湯をかけ流しではなく、手にすくいとって塗りつけるって感じで使います。ゴシゴシとこすりつけるというようなことは肌によくないので、ほんとやさしく塗りつけるです。

これで、皮脂がちゃんと落ちているのかというのが気になると思いますが、石けんを使ったときのようなすごいさっぱりということにはなりません。皮脂が落ちているなというのはわかりますが、手触りだけでいえば、まだぜんぜん落ちてないよねという感じになると思います。

でも、これやるとわかるのですが、ひととおり塩湯で体を洗いその後普通のお湯で塩分を洗い流し、体を拭いたあとの体を触ってみると、しっとりとした感じです。その後しばらくしても、しっとりとした感じは残っているので、今までの石けんを使って体を洗うということがいかに体の皮脂を落としすぎていたのかというのがわかります。

それと、塩湯を捨てたあとのたらいの内側を触ってみると、ぬるっとしているので体の皮脂が洗い流されたというのをここでも実感します。

私の肌は、洗ったあとは乾燥気味、でも時間がたつとオイリーな感じという具合ですが、塩浴をし始めてまだそれほど経ってませんが、少し肌の感じが変わってきたように思います。

他の本なども読み合わせていくと、皮脂がよくでる人というのは、体をよく洗ってしまうので余計に皮脂が出てしまうということ。

つまりは、お風呂ではゴシゴシ、さっぱりと体を洗うものだという考え方に染まってしまっているので、こういう悪循環が起きてます。

体洗いすぎ

この流れのままだと、肌としては皮脂を出すということに過剰に働かされているということになってよくないようです。特に顔とか頭皮とかにね。

だから、乾燥肌や、脂性肌(オイリー肌)、ニキビで悩んでいる人はまずは、石けんで洗うのをやめてみてはどうでしょう?
どうも、世の中のあらゆる広告のせいで、肌ケアはこうしないといけないと思い込まされていることが多いかもしれませんよ。

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