今日、山の中にある川沿いの道をウォーキングするために出かけたときの出来事です。
川沿いの道に入る前に駐車場がありまして、皆そこに車を止めて、木が茂った細い道を抜けて、川沿いへ出るという感じになってるのですが、なんだか騒がしい・・・
山水が流れるところで手を冷やしている人がいたり、頭を押さえたり、怖いねぇ～なんて言っている。何だろうと思いながらも先へ進もうとすると、私のもう少し前を歩いているカップルの人に、「その先、蜂がいるから危ないですよ！」と声をかけている人がいて、やっと状況がのみ込める。
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その声をかけられている2人のそばに、スズメバチが2～3匹近づいていくのが見える。挿されはしなかったが、その先に進むのはとても危ないのがわかる。
私は、ウォーキング用の薄手の服装だし、蜂対策のものを持っていないので、ウォーキングはあきらめて退散。
引き返すときに、聞こえてくる会話を聞いていると、たくさんのグループで来ていた人たちが遊び終わって車に戻ろうとしていたときに、先を歩いていた何人かがさされて騒ぎになり後方を歩いていた人たちが、車に戻れずにいる。
蜂のいる道を通れないとなると、川を下って別ルートで帰るという方法もあるけど、先に車まで戻れたグループと残された部ループが出会うには、3kmぐらいは回り道をして合流しないといけないんだよね。
はたしてあのグループはどのように合流したのか、それ以上蜂に刺される人がいなかったのが気になるところではありますが・・・
帰ってから改めてスズメバチに出会ったらどうしたらいいかを調べてみると
- スズメバチは、巣から10m以内に近づくと警戒行動を取り、接近するものの周囲を飛び回る。
- その状態に気づいたら、静かにゆっくりとじゃがむか、姿勢を低くして、静かにその場から逃げる。
- 騒いだり、叩き落そうとしたり、追い払うようなことをするとスズメバチを興奮させることになり危険。
- さらに危険なのは、スズメバチがあごを使って「カチカチ」という警戒音を出してきたら最終警告であり、速やかにその場を立ち去らないと集団で攻撃してくる。
- 香水、黒い服は、スズメバチを興奮させる可能性がある。
- 黒い服というのは、スズメバチにとっての敵である熊などと同じ色であり、また、大型の動物の弱点である部分（目など）が黒色であることから、狙ってくるということ。
今日着てたのは、思いっきり黒のウェアに、黒の帽子でした。皆が川沿いから帰ってくる時間帯に私が通っていたのは、私にとっては幸いでしたね。皆が通ってない時間帯だと、気づかずにスズメバチに近づいていた可能性があるので。
帰ってきてから、所有している蜂対策品をチェック。
「ポズンリムーバー」ってご存知ですか？これは、刺されてしまった後に使うものになりますが、注射器のような吸引器で毒を吸い出すというものです。
黄色い吸引器の先に、透明の場所に応じたサイズのカップをつけて、それを刺された場所に当てて毒を吸い出します。スズメバチ以外には、蛇にかまれたときにも使えます。
山などに行かなくても、家の周りでスズメバチに出くわすこともあると思うので、持っていて損はないと思います。
一度目でも、蜂に刺されると、最悪ケースがあるようですが、一度目が大丈夫でも、体内に抗体ができるため、2回目以降に蜂毒が入ると、「アナフィラキシーショック」を起こす可能性が高い。
何でも、蜂毒の特徴として、反応時間が早く、刺されてから15分以内には症状がでるそうです。早く症状がでるほど、重症になりやすい。しかも、山岳部などに行っていた場合、病院に行ったり、救急車を呼ぶにしても時間がかかるため、余計に刺されたときの危険度が増す。
いろいろ調べてみると、山などにいったらとにかくまずは刺されないように注意するしかないですね。大群でこられると、対応がとても難しい。
家での対策なら、巣が小さいうちならまだ、殺虫剤で対応ができるかもしれません。でなくなると専門家に任せるしか無理ですけど。
私は、これつい最近お守り代わりに買いました。
庭にでてるときに、数メール先を飛んでるのに、ブーンという羽音が聞こえてくるぐらいでかい蜂を見かけて、これはやばいと思ってすぐにAMAZONで注文したものです。
商品説明では、下記のようにあります。ずっと使うことがないのが一番ですが、お守り代わりに1本どうぞ。山に出かけるなら数本準備を。
狙いを定めやすいガンタイプのハチ、アブ用のジェット噴射式殺虫スプレーです。
バズーカ砲方式で強力に遠くまで(10m)大量噴射し、飛び回るハチやアブも狙い打ちできます。
ハチの巣退治も容易にできます。
速効性と致死効果に優れた2種類の有用成分をバランスよく配合し、不快害虫に対して優れた殺虫効果を発揮します。
