ネジの形状って色々とあるんだねぇ~

パソコンのハードディスクなどを交換したあと、セキュリティのことを考え、そのままではなく分解して廃棄したりするんですが、そこには特殊なネジが使われていたりします。
ネジで、一番よく見かけるのは、プラスネジ、マイナスネジ、六角ネジですが、ハードディスクに使われているのは、星型のネジ。


普段使っている工具の中にも星型のビットがあったので、使おうと思えばサイズが合わない。
サイズの小さいビットを新たに購入するしかないので、amazonで探そうと思ったのですが、ここで困ったことが・・・



星型ネジって勝手に読んでいるけど、これ実際のところ何て名前なんだ??名前がわからないと検索がしようがないので、とりあえずYahooで「星型 ネジ」で検索をしてみる。
検索結果を見てみると、どうもこの星型ネジは、「トルクス」とか「ヘックスローブ」「へクロスローブ」「ヘクサロビュラ」というらしい。
Wikipediaによれば、「トルクス」は、この六角星型のネジを開発した会社の商標なので、一般名称としては「ヘックスローブ」「へクロスローブ」「ヘクサロビュラ」が使われるということ。

amazonで検索をして、結果購入したのが、これ「trad 43pcs精密ビットセット LT-43」です。(2015年1月購入時で¥2,201)
決め手は、ビットの種類が多いのと、コンパクトにまとめられたアルミケースだったということです。

サイズは、大体これぐらいです。横11cm・縦8cm・厚さ4cmぐらい。

フタをあけてみると、うまくコンパクトにまとめられてますよね。


ビットの種類は、
プラスネジで、PH000,PH00,PH0,PH1とPZ000,PZ00,PZ0,PZ1となっており、ビットの種類の説明のシールを見るとPHとPZで違っているのですが、ビットの先っちょ3mmぐらいしかネジに差し込まないとすると、違いがあるのかと思ってしまいますが、そこまでネジに詳しくないのでよくわかりません。

上のほうが「PH1」で、下のほうが「PZ1」です。
マイナスネジは、0.8/1.2/1.5/1.8/2.0/2.5/3.0/3.5/4.0
トルクス(ヘックスローブ・ヘクスローブ・へクサロビュラ)は、T3/T4/T5/T6/T7/T8/T9/T10/T16
トルクス中央にピンがついたものは、TP6/TP7/TP8/TP9/TP10/TP15
六角ネジは、0.7/0.9/1.3/1.5/2.0/2.5
六角ネジの中央にピンがついたものは、2.0/2.5/3.0
となっています。
この製品のドライバーにビットを奥まで差し込むとピタッとくっつく感じがしますが、これはドライバーのビット差込口の奥に磁石がついているので、これでビットを下に向けても落ちることなく使うことができます。

また、このビットは、通常のラチェットレンチや電動ドライバーで使うビットとは、直径が違って細いので使うことはできません。


ネジのことを調べついで、ネジ形状のことを調べてみると色々なものあるんだねぇ。
絵の黒い部分がへこんでいる部分です。

マイナスネジ
プラスネジ
六角穴ボルト
右のほうは、真横から見たイメージ

ここから下が特殊なネジ。製品規格の正しい名称として正しくないかもしれませんが、下記キーワードで組み合わせると見つけられると思います。
これらのネジを探すときは、他のキーワードとしては、「いたずら防止ねじ」「TRF」(Tamper Resistant Fasteners)でも、情報でてきます。

ピン・ボタン 六角穴ボルト
右のほうは、真横から見たイメージ。
中央にピンが立っているため、通常の六角レンチが入らない
トルクス/ヘックスローブ/へクロスローブ/ヘクサロビュラ/6-ロブ
星型のネジ
ピン・ボタン 6-ロブ
星型のネジの中央にピンがある
ピン・ボタン 5-ロブ
十字ピン
ツーホール
えぼしロックボタン
トライクル
トライウィング

 

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