引き続きパソコンネタ~
よさこいの写真などを保存していた外付けのハードディスク。
使用しているといつもとは聞きなれないカタカタといった異音がして最初は、データの読み出し
速度が遅くなったぐらいだったけど、そのまま使い続けているとついには全くデータが読みだせない。
そうなったのが約4年前、データが入っていたのでいつか何かでデータが取り出せるように
なるんじゃないかと思いずっと捨てずにいた。
ときどき、もしかして突然動いたりということで、電源入れたりするがやはり、動かず。
でも、動き出したかな、ヤッターと思いかけると、「このドライブはフォーマットされていないので、フォーマットが必要です。」といったようなメッセージが。
フォーマットなんかしてしまったら、それこそデータが取り出せなくなってしまうので、電源OFF。
そんなとき、パソコン本体が調子悪くなったときに使ったことがあったデータ復元ソフトの
「ファイナルデータ」を思い出し、使ってみると、なんとなんとデータが取り出せたでは
ありまえせんかぁ~
このときは感動ものでしたね、このディスクにしかデータが保存できてなかったものが
取り出せたので、。
ソフトの使い方もいたって簡単
4つの復元方法からいずれかを選択し、あといくつかの手順を進めるだけ。
このソフトは、めちゃ簡単に使えるんだけど、データの復元率を少しでもあげるために
普段からしておくこと、理解しておくことが必要だったりするんですよね。
1)自分で保存するデータは、Cドライブ以外があればできるだけCドライブに保存。
→Cドライブは、自分で意識的に「保存」という動作を行わなくても、パソコンが自動的に
必要なデータを保存するとうことをバックグラウンドで行っています。
例えば
・インターネットを見ていると、見たページのキャッシュデータや履歴データなど
・ウィルス対策ソフトが自動的にアップデートしたときのデータ
・メールソフトを起動したままパソコンを使っていると受信したメールデータを保存
・WordやExcelなどが起動していると自動保存が定期的にされている
といった以外にも、常にデータの書き換えが行われているものがありますので、ご注意を。
このような書き換えが行われることにより、どんどんと復元率は下がっていきますので
できるだけCドライブ以外にデータを保存します。
※保存先をCドライブ以外を使用していても、使用しているソフトに自動保存機能があったり
するとデータの書き換えが行われています。
2)復元したいデータがDドライブにあった場合、必ず復元先は、Dドライブ以外にすること
これは、絶対条件ですね、同じドライブに保存すると、復元すべきデータが復元したデータに
よって上書きしてしまう可能性があるので、そうなると復元が出来なくなってしまう。
それ以外の注意事項は下記項目です。(メーカページより抜粋)
・ | データトラブルの起きたドライブには本製品をインストールせず、CD-ROMから直接実行することをお勧めします。 |
・ | 火災や落雷、落下、水没などにより物理的に損傷を受けたメディアのデータを復元することはできません。また、ハードディスクに物理的な損傷・障害(劣化を含む)がある場合、サポート対象外とさせていただきます。 |
・ | OSが認識しないデータであっても本製品で復元できる可能性があります。ただし、全てのデータの復元は保証いたしません。また、復元後のデータは文字化けなどの異常を含む場合があり、整合性も保証いたしません。 |
・ | OSやアプリケーションを復旧、またはリカバリするものではありません。また、損傷したデータを修復するものでもありません。データが損傷している場合、そのまま復元します。 |
・ | ファイル削除後にWindowsをログオフ、または再起動した場合、一部のファイルは復元できないことがあります。 |
・ | ソフトウェアにより圧縮ドライブを使用している場合、本製品を使用できません。 |
・ | 断片化されたファイルは復元できない場合や、使用できないデータで復元される場合があります。復元対象のデータに別のデータが上書きされている場合、本製品では復元できません。まずは試供版で復元の可能性をご確認ください。 |
・ | Windows NT / 2000 / XP / Server2003 / Vista / Server2008をご利用の場合、本製品のご使用には管理者権限(Administrator)が必要です。 |
・ | データの復元先として、スキャン中のドライブは指定できません。データ復元先として別途ドライブが必要です。1ドライブ(C:のみ等)のみのPCの場合、復元先ディスクをご用意下さい。(USBのHDD、MO、DVD-RAMなど) |
・ | 同一名でデータを上書きした場合、データ復元の可否は、ファイルサイズや使用したアプリケーション、またはドライブの状況に依存します。 |
・ | データ復元の可能性と復元率はディスクの使用状況により異なります。また、コンピュータが動いているだけで復元率は低下します。 |
・ |
本製品はデータの検出・復元を保証するものでありません。 |
消してしまった場合のデータが復元できる仕組み
えぇ~壊れかけてるデータを修復してくれる仕組みは、そこまで難しいことは
わかりません ただ、修復してくれてありがとうというのみです。ハイ
新品で全くデータが何も無い状態
データを書き込んだ状態:「B」の部分
データを消去すると、「B」の領域が減って、全く情報のない「A」の領域が増えるイメージが
あると思いますが、実際は違います。
データを消去すると、表向きには、「A」と消した「C」を足した領域を空きとして表示されます。
しかし、実際にデータを消した「C」は、データがないという場所ではなく、データはあるけれども、上書きして自由に使っていいよというという状態になっています。
この「C」の部分を復元してくれるのが「ファイナルデータ」というソフトになります。
沢山データを扱う人は、持っていて損の無いソフトかなと思います。
ちなみに、データ復元はありがたいのですが、逆に復元できることが困る~ってことも
あるんですよね。パソコンを廃棄する際、オークションなどでパソコンを出す際など、
きっちりとデータ消去しておかないと、復元できちゃうってことになりますからね。
要注意ですよ
大手企業などがパソコンを処分する際は、データ消去を専門にしている会社に委託して
データ消去をしてから廃棄か、確実にハードディスクを破壊してから処理してくれる会社
に委託していたりします。
機種変更などでの、使わなくなった携帯電話の処理も同じく要注意ですよ~